toggle
2021-09-16

とぶちょう アオとシロのぼうけん 三岸好太郎美術館

15日から、北海道立三岸好太郎美術館の1階で「北海道コレクション」が始まり、2階の5室6室では同時開催の三岸好太郎美術館のために書き下ろした「とぶちょう アオとシロのぼうけん」の原画展が開催されています。

昨年、三岸好太郎美術館では「赤い服をきた少女」をテーマに「おばけのマール」の作者(文)けいたろうさん(絵)中井玲さんが8pの絵本にしたのに続き、第2弾で依頼をいただいたのでした。

三岸好太郎の晩年に描いた「飛ぶ蝶」をテーマに選日ました。この「飛ぶ蝶」の絵は標本になっているはずの青い蝶が、ピンを振り払って飛び出す、その様子が描かれています。じっと見ていると、何か生きることへの憧れというか渇望が、もしかしたら自分自身の短い人生の終焉を感じていたのではないかと思うほど感じられます。それと同時に自由であること、縛られずに飛んで行きたいそんな気持ちを想像して、主人公に青い蝶のアオを描きました。

アオがシロと出会って、どんな冒険をしたのか、是非、会場で原画を見ながらお読みになってみてくださいね。また音声映像もあるのでお楽しみいただけます。会場には絵本の中に出てくる三岸好太郎の絵がいくつか展示されています。その絵と一緒にお楽しみいください〜

階段を上がっていくと、大きなバナー。
I,2ページで描いたアオとのんびりがいさんとシロが出会う場面
表紙は最初、真っ直ぐだったけど、いろいろ考えているうちに斜めのデザインに!
原画と一緒に三岸好太郎の飛ぶ蝶も!
原画とその場面の文章も原画を見ながら楽しめるようになっています。
音声映像が大画面で!ゆっくり座ってご覧ください!

奥の6室は黄色いお部屋。大画面映像はこちらに。そして、他の絵本の仕事も紹介してくださっています。「はたけのごちそうなーんだ?くだもの」「げんきってなぁに?」「せかいくまかいぎ」の絵本原画がどれも一部ですが展示しています。またこれらの絵本は、会場で読むことができます。

はたけのごちそうなーんだ?くだもの の原画
右の壁の3点は「げんきってなぁに?』の原画
ガラスケースの中の展示!右の方にはせかいくまかいぎの原画
ゆっくり読んでください〜!

1階のミュージアムショップを兼ねたカフェきねずみ さんでは、今回の「とぶちょう アオとシロのぼうけん」の絵本(マグネットのおまけ付き)をはじめ、ももの絵のプリントやポストカード、絵本なども取り扱っていただいております。

どうぞ秋の散歩がてら、三岸好太郎美術館へ!!!

北海道立三岸好太郎美術館

札幌市中央区北2条西15丁目 

OPEN: 9:30~17:00 定休日:毎週月曜/年末年始

入場料あり

https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb/exhibition/program/57

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です