SPAIN tabi カブラレス村へ

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都市間バスにのって
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途中雪、カブラレスも雪と雨
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カブラレスのチーズ工房
伝統的に洞窟で熟成させて自然にできる青カビチーズを訪ねて産地のカブラレス村へ。
ログローニョから都市間バスにのってサンタンデールまで。都市間バスは途中、飲み物やおやつがでるので楽しい。天候は雪が降ったりやんだり。サンタンデールで降りて、カブラレスまで行くためにお願いしたタクシーが来るまで、バルで一休み。」カブラレスで山頂近くでチーズを作っている工房の見学をする予定だったのだけど、朝、隊長に連絡があり雪が降って難しいということに。
他に見学できるところはないかということで、他の工房をずっと調べてくれていた隊長(おつかれさまです〜)。
おかげさまで、街でチーズを作っている工房にお邪魔することになった。
ホルスタイン36頭(38??)を飼い、そのミルクからチーズ作りをしていて、チーズは女性が代々作り、牛の世話や、洞窟のチーズの世話を男性がやっているらしい。昔はどこの家でも自家製のチーズを作っていて、それを山の洞窟に置いて熟成させてつくってたそうだ。それが、だんだん街の名産になり、カブラレスと言えば青カビのチーズに。
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熟成中
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チーズを作っているところをお邪魔しました。
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洞窟の前で
洞窟はカブラレスの岩山のあっちこっちにあいていて、チーズ工房がそれぞれ共同で使っていたりする。チーズの熟成具合でカビがどこまで入るのかちがうみたいだけど、試食させていただいたチーズはほぼ真っ青だった。なかなか濃い青カビ具合。
スペインのチーズは日本ではあまり知られてないというか売られていないみたい。いろんなチーズが作られているらしい。ただ、近年機械化が進んでいるということで、なんとか伝統のものは伝統のよさを見いだして守ってほしいなと勝手に思う。

そういえば何かで見たガリシアの伝統のチーズ「Queixo do Angel」(天使のチーズというらしい。)を食べてみたい。近くのセア町?で作るパン、パン・デ・セアというパンも食べてみたい。
スペインは食べ物がいっぱいあって、つくづく面白い。

やはり腹筋を鍛えなくちゃ。

続く

SPAIN tabi カブラレス村へ2

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カブラレス村での晩ご飯は、ホテルの近所にあるバル兼レストラン。レストランの時間にまだ早かったのでバルで飲み物を飲んでたら、途中、入ってきたおじさんが、飲み物をごちそうしてくれた。旅は面白い。
ご飯の時間に食べたものはトマトとツナのサラダ、モルシージャ(豚の血のソーセージ。お米も入っててふかふかしている)、リンゴ焼きのハチミツと青カビチーズ(もちろんカブラレス)他、イカのソテー、えびときのこの卵焼き、クリムチーズ?のプリンみたいの。
カブラレスは山岳地帯にもあって写真を撮りにくる人や山歩きに来る人も多いらしい。
レストランでもトレッキングにきているらしい人がグループで食事をしていた。
(お姉さんが伝統の木靴を履いて踊ってた)
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朝はホテルのレストランで食事。落ち着いてゆったり。お天気は雨模様。出発までの時間、カサを借りて街をうろうろ。パナデリアでお土産で頼まれたクリスマス菓子のポルボロンを発見。食べてみると美味しい。アーモンド粉たっぷりのこな粉のお菓子。
いろいろなお店をのぞいたけど、近所にあったハチミツ屋さん(どう見ても)がしまっていてとっても残念。
出発の月はホテルのオーナーさん達とパチり。アロンというラブラドールはとってもおとなしくて人懐っこい。そういえば、泊まった部屋のドアが少し開いてたらしく、そう〜〜っと入ってきててびっくり。かわいいわんちゃんだった。

お昼にカブラレスを出発してこの日は、2つ星のレストラン「casa Marcial」へ。アストゥリアス州のアリオンダスの山の中の小さな村にあるレストラン。周りには民家がぽつん。

続く

SPAIN tabi アリオンダスのレストランへ

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外見。レストランは1階と2階に別れている。
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決して華やかではないが温かなウエイティング。
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生ハム入りのコロッケも出してくれました。
カブラレス村から、同じアストゥリアス州のアリオンダス(村?)にある2つ星の「casa Marcial」へ。今回の旅の中で予定していた2軒の星付きレストランの2軒目。
ほんとうに山の中の小さな村にあるレストラン。
帰ってきてから調べたら、オーナーシェフのナッチョ・マンサーノさんはこの村の出身。ご両親が営んでいた小さな宿を改装したお店なのだとか。

少し到着が早かったのでウェイティングでシードルをいただく。しっかりしたおいしいシードル。
暖房の横のイスに1人の老人が座っていてワインを飲んでいる。
お客様じゃなさそうだから、シェフのお父さんなのかな?という雰囲気。
私たちが寒そうにしていたら、ここをあけるから、こっちに座りなさいとどこかに行ってしまわれた。やっぱりお父さん??
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景色が絵画のように
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私のあご周りに変な貫禄が。怖い。
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乾燥したタラの頭のお皿(オブジェ)
とても素朴だけど心地よい空間に改装されている。窓からアストゥリアスの山の風景が絵のように見える。食事の途中、牛の群れも通り過ぎて行った。

食事は全12品(写真は全部のせてません)一つ一つのボリュームがなかなか。テーマはテロワールを選択(もう一つはルーツ)、そしてそれが伝統的と革新的にわかれていて、おすすめが後者だったので「テロワール、革新」に。

やはり器の演出が面白い。先のレストラン以上です。乾燥したタラの頭を縫い合わせたお皿?オブジェ?のお口に食べ物が置いてある。タラのお口からいただきま〜す。
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カンタブリア海というなまえの貝づくし。かきのふたを開けたり、浅利がジュレだったり、これは食べられるのかな?と思ったら、土台にくっついている貝だったり。

メニューを見るとENOKIとあって、どう読んでもエノキと読める。そしたらやってきたのはイカとエノキの和えもの。
魚介系のお料理が続くけれど、なにか懐かしい味と料理のシンプルさも手伝って素材の味をじっくり楽しめる。海藻が使われていたり、青のりが使われていたり、日本人には記憶のある味。それも面白い。
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さてメインの肉料理。一つは地元の豚肉。火入れの素晴らしさに、一同感激。そして、ブタくんなのにイノシシのような野性味があっておいしい。放牧で育った自立したブタくんにちがいなと勝手に想像。
ところで私の軟弱な胃袋が、この辺りから悲鳴を上げ始める。

そして、最後のメインはウサギ肉と、白トリュフ、ウニ、きのこの取り合わせ。素晴らしく美味しい。4つの食材を一緒に口にいれる楽しさ。
しかし2口でギブアップ(;;)

デザートは、アレルギーの関係でみんなとはちがう「アロス・コン・レチェ」濃厚なカスタードの用な液体とお米のデザート(普段ももっとさらりとした牛乳でつくるもの??)上が少し焼いてあって、ものすごく美味しい。しかし半分で終わり。
みんながデザート2品を平らげてましたが1品で終わり。そりゃそうだ。
最後にでたなまこのような器に点々と置いてあるお茶菓子。
ちなみにこの1皿は二人分。

写真はないけど、いろいろなワインも堪能。すべて美味しかった。どう数えてもウェイティングのシードルをよけても6人で3、4本くらい飲んでる。(飲み過ぎかな?)
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アロス・コン・レチェ
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シェフは後ろの右側2人目
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近所を歩いてたおじいちゃん。足は伝統の木靴を履いている。今も尚使われているんだ。良いものは良いのである。
最後にシェフもソムリエもでてきてくれてご挨拶&パチり。気さくな人柄です。
やっぱり腹筋鍛えていつか再訪したい。

今回の旅で、2つ星に2軒行ったけど性格が全くちがって面白かった。
エルポータルがばりばりの現代アートだったら、マルシアルは新しい技法を使った水彩画みたいな。
短期間にとても贅沢なお食事を2回、面白い食の冒険。

この後は満腹なお腹を抱えて、次の街オビエド、シードリアの本丸??へ。

続く