2012年新年のパンの会
2月中旬にようやく今年始めてのパンの会。このところずっとアップ出来ていませんが、パンの会は相変わらず?健在♪
新年会のこの日は久しぶりに持ち寄りです。何でもいい持ちより。このポットラックパーティのような雰囲気はパンの会ならではです。一人一人、持ち寄ったパンや料理などの説明ともに食べ始め、おしゃべりと舌鼓。最後は一人一人感想と新年のご挨拶。 振り返るとこの会を立ち上げて15年。はや〜〜い(^-^)/ じみ〜〜に続いているのは、この隣近所感覚というか、大義名分もなく美味しいものを食べ、それがそれぞれの日々の刺激になり、楽しみであり、そんな気楽さが楽しいのだろうとつくづく感じました。 パンの会がこの先どこまで続くのか??きっと10年は大丈夫だろうなぁ(笑)今年は15周年記念のなんかやろうかな?
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4月のパンの会
2月のコーンブレッドから久しぶりのだい好きパンの会。今回は薬膳&オーガニック料理研究家の高遠智子先生が講師です。季節の変わり目なので夏に向かって元気に過ごすためのスープ3種を実習です。集まったメンバーを3つの班にわけ、それぞれ1品づつ作りました。
作ったメニューは以下です。 ◎春から夏にかけてパンに合うスープ〜十勝マッシュルームとローズマリーのポタージュ ◎フレッシュ美肌スープ〜足寄ラワンフキの冷製クレームスープ ◎パンに合うフルーツのスープ〜パイン&とうもろこしのスープ どのメニューも普段見慣れているはずの食材が、意外な組み合わせで新しい味と効能があって、おもしろ体験をしました。
この日のパンは高遠先生の要望で、イングリッシマフィンとクランベリー&山椒&ピーナッツ&ピーナッツペースト入りのカンパーニュをメンバーのNちゃんが焼いてきてくれました。スープに合わせて食べるとうまい。サラダはメンバーのAさんが釣りでつったマスのマリネのサラダ。さっぱりとしてこれまたスープによく合う。時間があまりな食ってゆっくりできなかったけれど、あたらしい発見がたくさんあって、すごく楽しい会になりました。高藤先生ありがとう。ちなみに高遠先生はいろんな活動真っ最中。
*高遠智子先生ブログはこちら→ (Click!) |
2月のパンの会
2月のパンの会はコーンブレッドの会。
コーンブレッドってなじみがないので?という方も多いでしょう。 コーンブレッドはアメリカ開拓時代から移民の人たちが食べてきたもの。 ヨーロッパから小麦の種を持って、小麦のないアメリカ大陸に来た開拓者たちはアメリカではじめてトウモロコシを見たそうです。 そこから食べ続けられてきたのがコーンブレッド。 北海道には北海道の開拓のときにアメリカからトウモロコシの原種にちかい種がやってきて栽培されました。それが八列とうきび(昔とうきびともいう)。どんどん品種改良されるトウモロコシの世界で八列はどんどん追いやられて行くのですが、とても風味があり、おいしいのでなくしてはならないと思った生産者が近年になり栽培を続けています。 八列とうきびは味の箱船というスローフードにも登録され、その希少価値を高めて失われないようにしようといろいろな努力がされています。
今回は芽室町からその八列とうきびの生産者、川合さんが来てくださいました。八列を栽培し、今年から乾燥させた八列の製粉を試験的に始めたそうです。それでその粉でパンを焼いてみようという試みになりました。
先に話したアメリカでよく食べられているコーンブレッドをモモが焼きました。そして、大沢さんと堤さんが八列の粉でいろいろな配合で焼いてくれました。大沢さんの食パンには粒の大きなコーングリッツが練り込んであったり、その他にも3種類それどれ配合を変え工夫されたパンはどれもやさしい甘みが残り八列の持つ風味がありました。また堤さんのなべパンのパンは後味にコーンの香りが残り、ほかにオーブンで焼いたものを2種類、おいしくいただきました。永澤さんは八列の粉のお届けができなかったので、とうもろこしの粒を練り込み形もトウモロコシのパンを焼いてきてくださいました。見た目も可愛いこのパンは大好評!焼いてきてくれたみなさんありがとう。 もりもりコーンの風味のおいしいパンを食べて、八列トウモロコシのこと八列とうきびの粉のことその感想やその可能性についていろんな意見を交わしました。この八列とうきびのおいしさを失わないためにもまた、北海道産のおいしいトウモロコシを存続させるためにもいろいろな形で応援したいですね。
写真はモモが作ったコーンブレッド。こちらはイーストや酵母ではなくベーキングパウダーや重曹を使用。以下は検索していろいろ見つけたレシピをアレンジしました。
◎スタンダード→200gのコーンミール+100gの小麦粉+小さじ3のベーキングパウダー(アルミニウムフリーがおすすめ)+重曹小さじ1+小さ塩小さじ1弱+砂糖大さじ2〜3+牛乳220ccとレモン汁大さじ3くらい混ぜたもの(この牛乳とレモン汁を先に混ぜておく。バターミルクといいます)+卵1個+サラダオイル50cc+好みでヨーグルト大さじ2をボールに入れてむらなく混ぜ合わせ、型に入れ180〜190℃に熱したオーブンで20分焼けばでき上がり。所要時間は約30分。 ◎玉ねぎ入りはみじん切りにした玉ねぎを50ccのオリーブオイルで炒め、塩小さじ1、黒こしょう、砂糖大さじ2弱、ハーブ、上記の粉もしくはコーンミールと小麦150gづつの半々にしてたまご1 個、牛乳250ccと混ぜ合わせ、220℃で20分焼いたものです。シュレッダーチーズや粉チーズを入れてよく合う。本当に簡単なのでお試しあれ♪ |